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日本語ビジネスメール頻出フレーズ50|8カテゴリ別の早見辞書

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この記事を読むべき人

この記事はパーツ単位の辞書です。完成形のメールが欲しい場合はビジネスメールテンプレート集、書く順番がわからない場合は書き方ガイドに飛んでください。本記事は「パーツが揃えば文章は書ける」段階の読者向けです。


もし50個だけ覚えるなら — 頻度トップ50早見表

スクリーンショットを撮って手元に保存すれば、メール作成中に1画面で参照できます。

表の見方

各フレーズには2軸のタグが付きます。1軸目はA/B/Cの丁寧度、2軸目は内(社内)/外(社外)の関係軸です。

タグ意味
A取引先・初対面・公式文書・謝罪など、最も改まったレベル
B上司・他部署・社内全般の標準レベル
C同期・親しい後輩・Slack DM中心のカジュアルレベル(メールではほぼ使わない)
社外(取引先・顧客・候補者など)向け
社内(同じ会社の同僚・上司・他部署)向け

A/B/Cのフレーム自体は敬語ガイドで詳しく解説しています。本記事はそのタグを各フレーズに貼っていきます。

トップ50(推定頻度順)

#フレーズ機能タグいつ使うか
1お世話になっております (osewa ni natte orimasu)冒頭A・外取引先への定番冒頭、毎回つける
2よろしくお願いいたします (yoroshiku onegai itashimasu)結びA・万能内外問わず万能、迷ったらこれ
3お疲れさまです (otsukaresama desu)冒頭B・内社内メールの定番冒頭
4ありがとうございます (arigatō gozaimasu)感謝A/B共通単体でもよく使う
5承知いたしました (shōchi itashimashita)受領A・万能社外含む依頼受諾の決定打
6申し訳ございません (mōshiwake gozaimasen)謝罪A・外社外への標準謝罪
7ご確認のほどよろしくお願いいたします (go-kakunin no hodo yoroshiku onegai itashimasu)結びA・外確認依頼の結び定番
8〜いただけますと幸いです (~itadakemasu to saiwai desu)依頼A・外依頼の最頻出柔らかパターン
9ご連絡ありがとうございます (go-renraku arigatō gozaimasu)受領A・外相手からのメールに最初に置く一行
10〜の件について (~no ken ni tsuite)用件A/B共通用件導入の最頻出
11添付資料をご確認ください (tempu shiryō o go-kakunin kudasai)添付A・外添付案内の標準
12〜の件でご連絡いたしました (~no ken de go-renraku itashimashita)用件A・外初動メールの用件導入
13引き続きよろしくお願いいたします (hikitsuzuki yoroshiku onegai itashimasu)結びB・内寄り継続案件の結び
14株式会社○○の△△と申します (kabushiki-gaisha XX no YY to mōshimasu)名乗りA・外初回コンタクトの名乗り
15早速のご返信ありがとうございます (sassoku no go-henshin arigatō gozaimasu)受領A・外早い返信へのお礼
16ご教示ください (go-kyōji kudasai)依頼A・外情報依頼の標準
17お手数をおかけしますが (o-tesū o o-kake shimasu ga)依頼A・外依頼前のクッション
18取り急ぎご連絡まで (toriaezu go-renraku made)用件B・内速報、社外には避ける
19ご無沙汰しております (go-busata shite orimasu)冒頭A・外久しぶりの相手
20初めてご連絡いたします (hajimete go-renraku itashimasu)冒頭A・外初回コンタクト
21失礼いたします (shitsurei itashimasu)冒頭/結びA/B共通軽い詫び・軽い退席
22承知しました (shōchi shimashita)受領B・内社内目上向けの受諾
23了解です (ryōkai desu)受領C・内同期・親しい後輩のみ、社外NG
24ご対応のほどよろしくお願いいたします (go-taiō no hodo yoroshiku onegai itashimasu)結びA・外強めの依頼の結び
25〜いただければ幸いです (~itadakereba saiwai desu)依頼A・外依頼の標準パターン2
26よろしくお願い申し上げます (yoroshiku onegai mōshiagemasu)結びA・外より改まった結び
27度々申し訳ございません (tabi-tabi mōshiwake gozaimasen)謝罪A・外連続メールの詫び
28ご迷惑をおかけし申し訳ございません (go-meiwaku o o-kake shi mōshiwake gozaimasen)謝罪A・外影響が出たときの謝罪
29お時間をいただきありがとうございました (o-jikan o itadaki arigatō gozaimashita)用件A・外打ち合わせ後のお礼
30拝受いたしました (haiju itashimashita)受領A・外資料受領の改まった表現
31お返事が遅くなり申し訳ございません (o-henji ga osokunari mōshiwake gozaimasen)謝罪A・外返信遅延の詫び
32〜していただけますでしょうか (~shite itadakemasu deshō ka)依頼A・外柔らかい打診
33ご検討のほどよろしくお願いいたします (go-kentō no hodo yoroshiku onegai itashimasu)結びA・外提案の結び
34お忙しいところ恐縮ですが (o-isogashii tokoro kyōshuku desu ga)依頼A・外依頼前のクッション、上位互換
35ご一報いただけますと幸いです (go-ichihō itadakemasu to saiwai desu)受領A・外受領確認の依頼
36改めてご連絡いたします (aratamete go-renraku itashimasu)受領A・外一旦保留して後で返答
37ご案内申し上げます (go-annai mōshiagemasu)用件A・外公式案内の用件導入
38〜は可能でしょうか (~wa kanō deshō ka)依頼A・外さらに柔らかい打診
39何卒よろしくお願いいたします (nanitozo yoroshiku onegai itashimasu)結びA・外強調した結び
40ご報告申し上げます (go-hōkoku mōshiagemasu)用件A・外公式報告の用件導入
41添付ファイルをご参照ください (tempu fairu o go-sanshō kudasai)添付A・外添付案内のバリエーション
42お礼申し上げます (o-rei mōshiagemasu)結びA・外改まったお礼の結び
43ご返信お待ちしております (go-henshin o-machi shite orimasu)結びA・外返信を促す結び
44お疲れさまでございます (otsukaresama de gozaimasu)冒頭B・内(改まり)役員・社内上位への冒頭
45ご一読いただけますと幸いです (go-ichidoku itadakemasu to saiwai desu)依頼A・外資料の通読依頼
46関連資料を添付しております (kanren shiryō o tempu shite orimasu)添付A・外複数添付の案内
47お差し支えなければ (o-sashitsukae nakereba)依頼A・外最も丁寧な依頼前置き
48恐れ入りますが (osore-irimasu ga)依頼A・外依頼前のクッション、最汎用
49こちらこそありがとうございます (kochira koso arigatō gozaimasu)受領A/B共通お礼への返答
50とんでもございません (tondemo gozaimasen)受領A・外お礼への謙遜返答

頻度順は著者が約1か月分の業務メール(社内・社外混在)を観察してまとめた目安です。職種や業界で多少前後しますが、上位20位までは多くの職場で共通します。


8機能カテゴリの全体像

ここから先は、トップ50を含めた全フレーズを8つの機能カテゴリに整理します。読みたいカテゴリに直接飛んでください。

  1. 冒頭挨拶のフレーズ
  2. 名乗りのフレーズ
  3. 用件導入のフレーズ
  4. 依頼のフレーズ
  5. 謝罪のフレーズ
  6. 受領・返答のフレーズ
  7. 結びのフレーズ
  8. 添付・補足のフレーズ

1. 冒頭挨拶のフレーズ

メールの2行目に置く一句。相手の所属と関係(内外)でほぼ自動的に決まります。

A・外(取引先・顧客向け)

フレーズローマ字いつ使うか
お世話になっておりますosewa ni natte orimasu定番、毎回つけて問題なし
いつもお世話になっておりますitsumo osewa ni natte orimasu継続取引でより丁寧に
初めてご連絡いたしますhajimete go-renraku itashimasu初回コンタクト
突然のご連絡失礼いたしますtotsuzen no go-renraku shitsurei itashimasu初回かつ唐突に依頼するとき

B・内(社内メール)

フレーズローマ字いつ使うか
お疲れさまですotsukaresama desu社内の標準冒頭
おはようございますohayō gozaimasu朝(おおむね10時前まで)の冒頭
お先に失礼しますo-saki ni shitsurei shimasu退勤連絡メールの冒頭
お疲れさまでございますotsukaresama de gozaimasu社内でも役員や他部署上位への改まった冒頭

A・外(久しぶり)

フレーズローマ字いつ使うか
ご無沙汰しておりますgo-busata shite orimasu1〜3か月以上空いた相手
長らくご連絡できず申し訳ございませんnagaraku go-renraku dekizu mōshiwake gozaimasen半年以上空いた、こちらに非がある場合
ご無沙汰しております。○○の件でご連絡いたしましたgo-busata shite orimasu. XX no ken de go-renraku itashimashita久しぶりに用件メールを送るとき、冒頭で2文セット

ありがちなミス

シーン別の完成形メールが欲しい場合はビジネスメールテンプレート集に直接飛んでください。


2. 名乗りのフレーズ

冒頭挨拶の直後、本文の前に1〜2行置きます。社外宛ては毎回名乗ります。

A・外(社外初回)

フレーズローマ字いつ使うか
株式会社○○の△△と申しますkabushiki-gaisha XX no YY to mōshimasu初回コンタクトの標準
○○株式会社の△△と申しますXX kabushiki-gaisha no YY to mōshimasu会社名が後株のとき
○○の△△と申しますXX no YY to mōshimasuすでに業界内で社名が通っているとき

A・外(社外継続)

フレーズローマ字いつ使うか
株式会社○○の△△でございますkabushiki-gaisha XX no YY de gozaimasuやり取りが続いていても毎回名乗る
○○の△△ですXX no YY desuカジュアルな取引先や少ない往復のとき

B・内(社内)

フレーズローマ字いつ使うか
営業部の○○ですeigyō-bu no XX desu他部署や面識の薄い相手にだけ名乗る
営業部○○ですeigyō-bu XX desuより短縮した形

ありがちなミス


3. 用件導入のフレーズ

「これから何の話をするか」を最初の1〜2行で宣言します。日本語ビジネスメールは結論を先に書く文化なので、用件のラベルは早く出すほど親切です。

標準

フレーズローマ字いつ使うか
〜の件について~no ken ni tsuite最頻出の用件導入
〜の件でご連絡いたしました~no ken de go-renraku itashimashita初動メールで「なぜ送ったか」を示す
〜についてご連絡差し上げます~ni tsuite go-renraku sashiagemasuより改まった用件導入

お礼の用件導入

フレーズローマ字いつ使うか
先日はありがとうございましたsenjitsu wa arigatō gozaimashita数日以内の打ち合わせ・依頼への返礼
お時間をいただきありがとうございましたo-jikan o itadaki arigatō gozaimashita打ち合わせ・面談の直後
早速ご対応いただきありがとうございますsassoku go-taiō itadaki arigatō gozaimasu早い対応への即時お礼

報告の用件導入

フレーズローマ字いつ使うか
〜のご報告です~no go-hōkoku desu進捗・結果の社内共有
進捗のご共有ですshinchoku no go-kyōyū desu中間共有メール
ご報告申し上げますgo-hōkoku mōshiagemasu公式報告、より改まった場

取り急ぎ系

フレーズローマ字いつ使うか
取り急ぎご連絡までtoriaezu go-renraku made社内速報、社外には避ける
速報として共有いたしますsokuhō to shite kyōyū itashimasu「取り急ぎ」を社外向けに言い換えた形
まずはご一報までmazu wa go-ichihō made詳細は後で送る前提の短い社外メール

ありがちなミス


4. 依頼のフレーズ

依頼は5段階の丁寧度で使い分けます。同じ「やってほしい」を、強さに応じて言い換えていく感覚です。

強い依頼(A・外)

フレーズローマ字いつ使うか
ご対応のほどよろしくお願い申し上げますgo-taiō no hodo yoroshiku onegai mōshiagemasu期限付き案件への対応依頼
何卒よろしくお願いいたしますnanitozo yoroshiku onegai itashimasu結びにも使える強調

標準(A・外)

フレーズローマ字いつ使うか
〜いただけますと幸いです~itadakemasu to saiwai desu最頻出の柔らかい依頼形
〜いただければと存じます~itadakereba to zonjimasu同等で少し改まった形
〜いただければ幸いです~itadakereba saiwai desu同等のバリエーション

柔らかい打診(A・外)

フレーズローマ字いつ使うか
〜は可能でしょうか~wa kanō deshō ka相手の都合を尊重した打診
〜していただけますでしょうか~shite itadakemasu deshō ka同等で少し改まった形
お力添えいただけませんでしょうかo-chikara-zoe itadakemasen deshō ka大きめの依頼を遠慮がちに切り出すとき

情報依頼(A・外/B・内 共通)

フレーズローマ字いつ使うか
ご教示くださいgo-kyōji kudasai知識・情報を教えてほしいとき
お知らせくださいo-shirase kudasai状況・予定の連絡を求めるとき
詳細をお伺いできますと幸いですshōsai o o-ukagai dekimasu to saiwai desuより柔らかく詳細を求める形

内部依頼(B・内)

フレーズローマ字いつ使うか
〜お願いします~onegai shimasu社内同僚への標準依頼
〜頼んでもいいですか~tanonde mo ii desu ka同期・親しい後輩への気軽な依頼
〜してもらえますか~shite moraemasu ka同等のバリエーション

依頼前のクッション言葉

依頼本体の前に置いて、相手の負担感を和らげます。

フレーズローマ字いつ使うか
お手数をおかけしますがo-tesū o o-kake shimasu ga最汎用、依頼の前に置く
お忙しいところ恐縮ですがo-isogashii tokoro kyōshuku desu ga上位互換、相手の状況に配慮
恐れ入りますがosore-irimasu ga最汎用のもう1つ
お差し支えなければo-sashitsukae nakereba「都合が悪ければ断ってもいい」というニュアンス
ご面倒をおかけしますがgo-mendō o o-kake shimasu ga「お手数」の同義パターン

ありがちなミス


5. 謝罪のフレーズ

謝罪は3段階の重さで使い分け、それぞれにバリエーションがあります。

軽度(B・内)

フレーズローマ字いつ使うか
失礼いたしましたshitsurei itashimashita軽い行き違い、社内の同僚向け
すみませんsumimasen口頭寄り、書き言葉では軽すぎることがある
失礼しましたshitsurei shimashita「失礼いたしました」の軽量版

中度(A・外)

フレーズローマ字いつ使うか
申し訳ございませんmōshiwake gozaimasen社外への標準謝罪
申し訳ございませんでしたmōshiwake gozaimasen deshita完了形、すでに起きた件への謝罪
失礼いたしましたshitsurei itashimashita中度の改まった軽い詫び

重度(A・外)

フレーズローマ字いつ使うか
深くお詫び申し上げますfukaku o-wabi mōshiagemasu業務影響が出た案件
ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんgo-meiwaku o o-kake shi makoto ni mōshiwake gozaimasen取引先に明確な不利益を与えたとき
多大なるご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げますtadai naru go-meiwaku o o-kake shi, kokoro yori o-wabi mōshiagemasu重大インシデント向け

バリエーション

フレーズローマ字いつ使うか
度々申し訳ございませんtabi-tabi mōshiwake gozaimasen連続で送るメールの2通目以降
五月雨式に申し訳ございませんsamidare-shiki ni mōshiwake gozaimasen細切れに連絡することへの詫び
恐縮ですがkyōshuku desu ga軽い前置きの詫び、依頼の前にも置ける
お返事が遅くなり申し訳ございませんo-henji ga osokunari mōshiwake gozaimasen返信遅延への定番
こちらの不手際で申し訳ございませんkochira no fute-giwa de mōshiwake gozaimasen自社側の責任を明示するとき

ありがちなミス

誤送信したあと30秒で送る訂正メールの組み立て方は書き方ガイドの誤送信リカバリ章を参照してください。


6. 受領・返答のフレーズ

メールが来たときに返す側で使うフレーズです。多くの記事は送信側の語彙だけを扱いますが、現場では受信側で書く割合も少なくありません。

「了解/承知/かしこまりました/わかりました」5段階対比

PAA上位の質問への直接の答えです。

フレーズローマ字レベル相手
了解です/了解しましたryōkai desu / ryōkai shimashitaC・内同期、親しい後輩のみ。社外・上司にはNG
承知しましたshōchi shimashitaB・内社内上司・他部署、社外には弱い
承知いたしましたshōchi itashimashitaA・万能社外含む全方位の決定打
かしこまりましたkashikomarimashitaA・外(接客寄り)接客・サービス業の register、社外でも使える
わかりましたwakarimashita中立書き言葉ではやや軽く見られる、社外には不向き

迷ったら「承知いたしました」が最も安全です。

資料受領

フレーズローマ字いつ使うか
資料拝受いたしましたshiryō haiju itashimashita改まった受領確認、社外向け
添付ファイル確認いたしましたtempu fairu kakunin itashimashita標準の受領確認
確かに受け取りましたtashika ni uketorimashitaやや軽め、社内向け

依頼受諾

フレーズローマ字いつ使うか
承知いたしました、対応いたしますshōchi itashimashita, taiō itashimasu標準の受諾
かしこまりました、進めさせていただきますkashikomarimashita, susumesete itadakimasu改まった受諾
確認のうえ、改めてご連絡いたしますkakunin no ue, aratamete go-renraku itashimasu一旦持ち帰る場合

依頼お断り

フレーズローマ字いつ使うか
申し訳ございませんが、今回は見送らせていただきますmōshiwake gozaimasen ga, konkai wa misokurasete itadakimasu標準のお断り
大変恐縮ですが、お引き受けが難しい状況ですtaihen kyōshuku desu ga, o-hikiuke ga muzukashii jōkyō desuより丁寧なお断り
別の機会にぜひお声がけいただけますと幸いですbetsu no kikai ni zehi o-koegake itadakemasu to saiwai desuお断りの締めに添える

催促への返答

フレーズローマ字いつ使うか
お返事が遅くなり申し訳ございませんo-henji ga osokunari mōshiwake gozaimasen返信遅延の謝罪
確認のうえ改めてご連絡いたしますkakunin no ue aratamete go-renraku itashimasu即答できないとき
本日中に正式にご回答いたしますhonjitsu-chū ni seishiki ni go-kaitō itashimasu期限を明示する誠実な返し

お礼への返答

フレーズローマ字いつ使うか
とんでもございませんtondemo gozaimasen改まった謙遜返答
こちらこそありがとうございますkochira koso arigatō gozaimasuお互い様のニュアンス
お役に立てて何よりですo-yaku ni tatete naniyori desu相手の感謝に応える形

ありがちなミス


7. 結びのフレーズ

本文の最終行に置く一句。署名ブロックの直前です。

A・万能

フレーズローマ字いつ使うか
よろしくお願いいたしますyoroshiku onegai itashimasu内外問わず最頻出、迷ったらこれ
よろしくお願い申し上げますyoroshiku onegai mōshiagemasuより改まった結び
何卒よろしくお願いいたしますnanitozo yoroshiku onegai itashimasu強調が必要なとき

B・内

フレーズローマ字いつ使うか
引き続きよろしくお願いしますhikitsuzuki yoroshiku onegai shimasu継続案件の社内向け
引き続きどうぞよろしくお願いいたしますhikitsuzuki dōzo yoroshiku onegai itashimasu同等で少し改まった形

急ぎ案件

フレーズローマ字いつ使うか
お忙しいところ恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願いいたしますo-isogashii tokoro kyōshuku desu ga, go-taiō no hodo yoroshiku onegai itashimasu締切が近い依頼の結び
急なお願いで恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたしますkyū na o-negai de kyōshuku desu ga, nanitozo yoroshiku onegai itashimasu突発依頼の結び

お礼結び

フレーズローマ字いつ使うか
重ねてお礼申し上げますkasanete o-rei mōshiagemasu改まったお礼の結び
ありがとうございましたarigatō gozaimashitaお礼メールの標準結び
心より感謝申し上げますkokoro yori kansha mōshiagemasu大きめの感謝を伝えるとき

謝罪結び

フレーズローマ字いつ使うか
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたしますgo-meiwaku o o-kake shimasu ga, yoroshiku onegai itashimasu謝罪メールの結び
今後とも変わらぬご指導のほどよろしくお願い申し上げますkongo to mo kawaranu go-shidō no hodo yoroshiku onegai mōshiagemasu重大謝罪の締め

検討依頼の結び

フレーズローマ字いつ使うか
ご検討のほどよろしくお願いいたしますgo-kentō no hodo yoroshiku onegai itashimasu提案メールの結び
ご確認のほどよろしくお願いいたしますgo-kakunin no hodo yoroshiku onegai itashimasu確認依頼メールの結び
ご返信お待ちしておりますgo-henshin o-machi shite orimasu返信を促す柔らかい結び

ありがちなミス


8. 添付・補足のフレーズ

添付ファイルの案内や、本文末尾の補足に使います。

添付案内

フレーズローマ字いつ使うか
添付資料をご確認くださいtempu shiryō o go-kakunin kudasai標準
添付ファイルをご参照くださいtempu fairu o go-sanshō kudasai標準のバリエーション
下記の通り添付しておりますkaki no tōri tempu shite orimasu表形式で複数説明する前置き

複数添付

フレーズローマ字いつ使うか
関連資料を2点添付しておりますkanren shiryō o ni-ten tempu shite orimasu件数を明示
議事録および資料一式を添付いたしますgijiroku oyobi shiryō isshiki o tempu itashimasu種類を列挙

添付が大きい場合

フレーズローマ字いつ使うか
容量の都合上、ファイル転送サービスをご利用くださいyōryō no tsugō-jō, fairu tensō sābisu o go-riyō kudasai数十MB以上の場合
別途、ファイル転送サービスからお送りいたしますbettō, fairu tensō sābisu kara o-okuri itashimasuこちらから別送するとき

リンクで代替

フレーズローマ字いつ使うか
詳細は下記URLをご参照くださいshōsai wa kaki URL o go-sanshō kudasai添付ではなくWebリソースを案内
共有フォルダのリンクをお送りいたしますkyōyū foruda no rinku o o-okuri itashimasu社内共有ドライブ案内

受領確認の依頼

フレーズローマ字いつ使うか
お手元に届きましたらご一報いただけますと幸いですo-temoto ni todoki-mashitara go-ichihō itadakemasu to saiwai desu大事なファイルや書面
内容ご確認のうえ、お返事いただけますと幸いですnaiyō go-kakunin no ue, o-henji itadakemasu to saiwai desu読んで返答が必要な場合

メール/Slack/電話 — 同じ意図のチャネル別言い換え

同じ意図を別チャネルで伝えるとき、レジスタは大きく変わります。「お世話になっております」をSlack DMにそのまま貼ると冗長で、形式ばって見えます。

意図メール(A・外)Slack DM(B/C・内)電話
謝罪(軽度)お返事が遅くなり申し訳ございません返信遅くなりすみません!お電話いただいたのに、すぐ折り返せず申し訳ありませんでした
お礼お時間をいただきありがとうございましたさっきはありがとうございました!先ほどはお時間をいただきありがとうございました
確認念のためご確認のほどよろしくお願いいたしますこれで合ってますか?念のため確認させていただきたいのですが
進捗報告進捗のご報告です。現在〜まで完了しております進捗共有:〜まで終わりました!進捗のご報告です。現在〜の段階です
依頼お手数をおかけしますが、〜いただけますと幸いです〜お願いできますか?お忙しいところ恐縮ですが、〜お願いできますでしょうか

「お世話になっております」をSlackで打つと冗長に見える理由

Slackは即時応答・短文・絵文字混在が基本のチャネルで、文脈が共有された相手とのチャットツールです。「お世話になっております」のような儀礼的な冒頭は、共有済みの文脈を冗長になぞる動作になります。社内Slack DMでは冒頭挨拶を省略し、いきなり用件から入ったほうが自然です。社外パートナーとのSlack Connectでも、初回は短く「お世話になっております。○○です」程度で済ませ、2回目以降は省略するのが現代の慣習です。

Slack隣接のメールエチケットは書き方ガイドでさらに詳しく扱っています。


ありがちなphrase-level誤用6選

各カテゴリ内で挙げた誤用を、横断的に並べた早見表です。

理由
ご苦労様ですお疲れさまです「ご苦労様」は目上が目下に言う表現、立場が逆転すると失礼になる
了解です承知いたしました「了解」は同等以下向け、社外・上司にはレベルが弱い
どうもよろしくお願いいたします「どうも」は口語の省略形、ビジネスメールには軽すぎる
がんばってくださいご活躍をお祈り申し上げます「がんばって」は上から目線のニュアンス、改まった場では避ける
すいません申し訳ございません「すいません」は口語、社外への謝罪本文には不適切
お世話様ですお世話になっております「お世話様」は目上が目下に言う省略形、社外冒頭には軽すぎる

phrase-levelよりも構造的な敬語ミス(さ入れ言葉、二重敬語、バイト敬語など)は敬語のよくあるミスで網羅的に扱っています。


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